サバ缶とボッコちゃん

青魚と短編小説をこよなく愛するコピーライターです。 ブログタイトルは時々変わります。

夏休みの終わり〜映画「フロリダ・プロジェクト」から

ふと。 子供の時って「いつまでも子供でいたいな〜」とは 思わないんじゃないかな。 その幸せをまだ他と比べたことがないから。 少し前に「フロリダ・プロジェクト」という映画を観た。 定収入がないためアパートを借りられず、 ディズニーワールド周辺のモ…

書いて覚えておく。と、それ以外は忘れてしまう。

すごく印象に残る出来事があった時。 例えば、映画に感動したり 街でちょっと面白いことに遭遇したり 忘れたくない旅の思い出や 心を動かされた人生イベントなど。 それを忘れないうちに、 誰に伝えるでもなく文章に(日記やなんかに)残しておく。 で、後日…

音楽と言葉と国

先日wowowで、米国トニー賞授賞式を観ていて思ったこと。 トニー賞は、期間中にN.Y. ブロードウェイで上演開始した 演劇やミュージカルなどの舞台芸術に与えられる賞だそう。 司会はじめノミネート俳優や監督もほとんど知らない方ばかり、 授賞式はアカデミ…

形容する言葉

雨。 長く愛用していた傘が壊れたため、 今日は別の傘をさしてお昼を買いに出た。 その傘は、明るいグリーンに黒いチェックマーク✔︎みたいなのが 全体に散らばってる柄で、 たたんで袋に入れるとサボテンを模しているのだとわかるが 広げるとその意図はちっ…

ある旅行

先週わが家に実家(関西)から母がやってきて、一週間滞在した。 母は好奇心が旺盛で、 「〇〇行く?」ときくとほぼ「行く」と言うし 「〇〇食べる?」ときくと「ええな」と言ってくれ、 昨秋にも来ているけれど、 今回は気候もいいのでいっそうもりだくさん…

ソーシャルとは窮屈なもの

SNSというものをやり始めて20年くらいたつ。ことに驚く。 最初はtwitter、同時期にmixiも始めた。 昔から何か書くのは好きで、 小6の時きれいな日記帳をもらったのをきっかけに 日々を綴るというより、詩や短いお話みたいなものや 先生への要望書(!)や男…

花粉症人間の作文

ひどい花粉症である。 そろそろ飛散量のピークも越えたとは思うが、 と書いていて変換第一候補に「悲惨量」と出た。 こちらが正しいと思う。 まず鼻水だが、 風邪の時とは様子がちがう鋭角的にサラサラの液で、 流れ落ちながら鼻の下、唇、あごを伝って ぬぐ…

勉強は買ってする

あっという間に桜も散って、もう4月の半ば。 街は新生活にワクワクする若者たちでいっぱい。 そういえば以前書いた「健康管理能力検定」、 無事に合格できていた。 これは、受かっても「生活リズムアドバイザー(3級)」 「健康リズムカウンセラー(2級)…

疲れても会っておく

社交の場が激増していると思う。 それはおそらくSNSのせいで。 仮想空間のやりとりでウマが合った気になれば、 短期間で知人レベルから親しい友人へ。 そのよしあしはともかく、 面白そうな勉強会や飲み会にしょっちゅう誘われるから、 ちょいちょい行ってた…

すべてのミズ・オリーヴ・キタリッジへ

三月一日だ。 そろそろ冬はちょっと後ろに置いてきた感。 本格的な春になる前に、この冬読んだ 噛みしめるとじんわり美味しい、 ドライフルーツみたいな連作短編をご紹介。 「オリーヴ・キタリッジの生活」。 米国メイン州の海沿いの街に暮らす女性数学教師…

ちょっと座らない?

仲間と「日本ベンチ協会」というコミュニティを つくっています。 「ベンチ」は街や公園にあるあのベンチ。 きっかけは学生バンド結成並みのテンプレで、 2年ほど前に飲み屋で突然「ベンチって面白くない?」と もりあがり(そんな話になった経緯は忘)、 そ…

ただいま受験勉強中

久しぶりに参考書を使って勉強しています。 何かというと、仕事で組んでるアートディレクターに 「すぐとれるし役に立つよ」と教えてもらった 『健康管理能力検定』というやつ。 内容は、人間の体内リズムの仕組みや各器官のはたらきなど 人体にまつわるあら…

今日はいくらで何を観る

2017年に観た映画は88本(映画館で76本・他は録画等)。 これまででいちばん観た年になりました。 なぜこうも映画に行くようになったかというと、 空き時間を埋める方法を他に知らない ということもありますが、 SNS等で知人の感想が頻繁に目に入ることや、 …

何せこの雪で

東京は久しぶりに大雪です。 積雪警報が出るのは2014年以来4年ぶりだそうで、 「積もってる」「電車止まってる」「早く帰ろう」と ニュースもSNSももりあがっています。 誤解を恐れずに言えば、 困りつつも誰もが少々うれしそうではありませんか。 台風の時…

溺れかけている人

つれあいを失くしたわたしの大切な友だちは電話で泣いたり笑ったり、 それはもう水面と水中を浮いたり沈んだりしてるのを 水中カメラごしに見るようで、 ああこれは溺れている人だ、涙の海に、 でも天気のいい海に溺れかけている人だ、と思った。 カナヅチの…

耳コピ目コピ

幼い時からピアノを習っていたこともあって、 なんとなく絶対音感的なものがある。 (プロや弦楽の人からすると、趣味のピアノレッスンで 身につけた程度の音感は「点」ではなく「幅」で とても「絶対」とはいえないらしいが、ここはなんとなく) 絶対音感が…

年賀状はDMか

そろそろ今年も業務終了。 昨日は忘年会に出かけるぎりぎりまで年賀状を書いていました。 夏からの腱鞘炎がまだ痛くて、なんともヘニョへニョした筆跡… 本当はいまは極力手は使わないほうがいいらしいので 宛名は印刷にしたかったのですが、 以前「年賀状く…

知らないことを知ろうとすること

人生は短いね。 と突然思ったわけではない。 が今年もあっというまにすぎてもう師走。 一年の計を元旦に立てる派では全くないものの 年頭に漠然と 「英語をもうちょっと使えるように」 「できたら一人旅」 「週一程度は更新するブログを開設」 などの思いは…

今年の一行「不安と希望」

TCC(東京コピーライターズクラブ)という 団体に所属していまして、今年は幹事として 広報部の活動を手伝っています。 その中のひとつとして先月末、 「ビッグデータ解析による今年の広告コピー」 というリリースを作成しました。 これは、膨大なデータ解析…

きっとどこかで夕焼けを

異常気象のせいか、夕空の美しさが 年々ドラマチックさを増しているようなこの頃。 実は夕焼けにはちょっと特別な思いがある。 会社員時代、 ストレスをためこんでジタバタしていたころに、 知人の紹介で「前世が見えるひと」に見てもらった。 何周前の前世…

無駄のないおばさん

先日入ったとんかつ屋さんにて。 注文を取りにきてくれたのはカールした短髪を茶色に染めた女性で、 シャキシャキした感じだがよく見ると70歳くらい。 このお歳でホールはしんどくないかな〜 なんてちらっと思ってる間もなく、 ハイご注文? と背筋を伸ばし…

死にかけ語の悩み

言葉は生き物です。 みたいなことをときどき耳にしますが、 ちかごろ気をつけなきゃ、と思っているのが「死語」。 言葉で新しいことを伝える仕事をしている以上、 このあたりに鈍感ではいられません。 死語という「単語」じゃなくても 世間での言葉の使い方…

肉体の突然の消滅

私事ですが、 昨年晩夏に父を送り初盆に帰省しています。 だからというわけでもないのですが、 「死」についての軽佻浮薄な考察。 (宗教観、科学的知識皆無の感想文です …無知無神経ご容赦ください) 心臓麻痺や事故、災害などでの突然死のまさか、について…

日傘雨傘

日傘と雨傘の使用時の決定的違いに気づいたのですよ! 日傘は日光を避けるから、 太陽の方向に傾ける。 雨傘は雨を避けるから、 吹き降りの時は風上に傾ける。 つまり、かんかん照りで風が強い日に 陽ざしと風向きが反対だった場合、 日傘をさし続けるには風…

カラダで生きてない

腱鞘炎になってしまった。 原因といえば、 新しいPCのキーボードが合わないのと、 しばらく企画書などマウスを駆使する仕事が多くて たまに手が攣っていたのを放置していたことによる。 1日おきにマッサージに通うだけでなく、 置き鍼とテーピングとアイシ…

エクソシストの思い出

この夏は一本くらいホラー映画を観ようかと思う。 私が初めて子供同士で観に行った映画は 「エクソシスト」だった。 確か小六の夏で、封切館ではなく、 もう二番館にきていたようなタイミングだった。 阪急宝塚線の、うちの最寄駅のひとつ隣の駅前の、 さび…

魚好きのボヤキ

魚が好き! とりわけ青魚が、食べるのも料理するのも大大大好きなのです。 (青魚愛については別の場所でも語ってまして…若干うざい人になってます 青魚をほめ讃える | リレーコラム | 東京コピーライターズクラブ ) そんなわけで、スーパーやデパートの鮮…

青空の奥

本日は五月晴れの素晴らしいお天気。 もうすぐ夏、その前に梅雨…。 湿気がなくて爽かで、こんなにいい季節は今だけだなぁ。 澄み切った空を見ていて時々思い出すのは、ある短編のこと。 ブログタイトルにも入れさせていただいている、 敬愛する星新一先生の…

物陰からガッツポーズ

広告の仕事をしていると、 担当した商品には思いっきり情がうつります。 私の仕事は主には、 すでに売られている商品の立ち位置やメッセージを 時代や市場の動きに合わせてリフレッシュし、 新たに広告に仕立てるという作業ですが、 クライアント直で商品企…

母と娘 〜朝ドラ「ひよっこ」から

朝ドラ「ひよっこ」を見ている。 まだ始まって3週間だけど、 これは一種の ’バディもの’ ではないかと思った。 誰と誰の?というと、母と娘の。 www.nhk.or.jp 序盤の大事件とその顛末で、 出稼ぎ先の東京で行方不明になった夫を探しに行って 手がかりなく…