サバ缶とボッコちゃん

青魚と短編小説をこよなく愛するコピーライターです。 ブログタイトルは時々変わります。

今年の一行「不安と希望」

 

TCC(東京コピーライターズクラブ)という

団体に所属していまして、今年は幹事として

広報部の活動を手伝っています。

その中のひとつとして先月末、

ビッグデータ解析による今年の広告コピー」

というリリースを作成しました。 

 

これは、膨大なデータ解析から市場や世の中を読む会社・

株式会社かっこ さんの協力で1年間の広告コピーを分析。

品詞別に登場数の多かった言葉をランキングし

最も一般的なコピーフレーズの構造にマッシュアップして

「今年のキャッチコピー」として発表するもので、

今年で3回目となります。

 

広告キャッチコピーは、コピーライターが市場や社会、

時代の風を思い切り呼吸して咀嚼、制作し

クライアントが了承して初めて世に出るもの。

ですから、世相のある側面は確実に映していると言えると思います。

ちなみに昨年の一行は「私たち、日本人。」でした。

オリンピック発表年だったことやあれこれに思い当たり、

個人的には大いに納得しました:)

そして今年の一行は、

 

「不安とか希望とか、会う?」。

 

昨年頻出した「日本人」なる言葉は

今年はすっかり姿を消しています。

この一本、みなさんのなるほど感はいかがでしょう?

見解は上記の記事に執筆しておりますので、

ぜひご一読ください。