サバ缶とボッコちゃん

青魚と短編小説をこよなく愛するコピーライターです。 ブログタイトルは時々変わります。

耳コピ目コピ

 

幼い時からピアノを習っていたこともあって、

なんとなく絶対音感的なものがある。

(プロや弦楽の人からすると、趣味のピアノレッスンで

身につけた程度の音感は「点」ではなく「幅」で

とても「絶対」とはいえないらしいが、ここはなんとなく)

 

絶対音感があると、

メロディを聴いてすぐ譜面にできるし、

他にも

駅の発車のジングルやカラスの鳴き声がドレミで聞こえるし

方言のイントネーションがかなり正確に再現できる(笑)。

バンドを組んでいた頃はこの「耳コピ(耳で音程をなぞる)」で

新しい曲を聴いてすぐ弾く手に移せてなかなか便利だった。

人生が変わるほどのトクをしたことはないけれど。

 

ところで、「耳コピ」があれば

「目コピ」もあるなというのが最近の感想。 

仕事で長めの文章を書く時などは

直前まで読んでいた文章の「ノリ」に影響されがちで、

これは知らず知らず「目コピ」しているのだと思う。

何かのはずみでアイドルのブログを読んだ後は

やたら短く行替えがしたくなったり、

古めの翻訳小説を読んだ後などは

言い回しが硬くなったり漢字が多くなったり。

…うむ、良し悪しだ。

 

 巷の素敵なコピー(ここはコピーする意でなく宣伝文のこと)を

「目コピ」しまくればもっとよい一本が出てくるのではないか、

そう思って、頭脳や思考を通さず憑依させるように

広告コピーをたくさん読んでみるが、

残念ながらそれですぐ自分からも溢れ出てくるほど

ことは簡単ではない。

とはいえ案外文字通り「身についてる(で片っ端から剥がれおちる)」

気もするため、先週は、

新聞や年鑑や著作などいろいろな人の手になる広告コピーに目を通した。

新年早々インフエンザで外出できなかったせいもある。 

 

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。