サバ缶とボッコちゃん

青魚と短編小説をこよなく愛するコピーライターです。 ブログタイトルは時々変わります。

書いて覚えておく。と、それ以外は忘れてしまう。

 

すごく印象に残る出来事があった時。

例えば、映画に感動したり

街でちょっと面白いことに遭遇したり

忘れたくない旅の思い出や

心を動かされた人生イベントなど。

それを忘れないうちに、

誰に伝えるでもなく文章に(日記やなんかに)残しておく。

 

で、後日たまたまそのことを人に話す機会がきて

話し始めると、なんということか、

たいてい書いた内容をそっくりそのまましゃべっているのだ。

近い出来事の場合は、記憶を頼りになるべく

作文したこと以外の詳細を話そうとするのだけど、

面白かった、印象に残った部分はもう形容詞や表現まで、

文章とまんま同じ言い回しでしゃべってしまう。

 

ちぇっ。もおっ!

記録すれば安心なのか?

それ以外は忘れちゃってもいいっていうの??

自分ってほんっと〜〜に才能ないんだなぁ。

心動かされたことを血肉にする才能がさ。

 

と、面白いことがあって人にしゃべるとき、

「こんなに型にはまってしまうなら作文しなきゃよかった…」と

自分の脳みそが悔しいのです。

(写真は落下してきた肉を捉えた瞬間のホッキョクグマ。お暑うございます。)

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