サバ缶とボッコちゃん

青魚と短編小説をこよなく愛するコピーライターです。 ブログタイトルは時々変わります。

ある旅行

 

先週わが家に実家(関西)から母がやってきて、一週間滞在した。

 

母は好奇心が旺盛で、

「〇〇行く?」ときくとほぼ「行く」と言うし

「〇〇食べる?」ときくと「ええな」と言ってくれ、

昨秋にも来ているけれど、

今回は気候もいいのでいっそうもりだくさんに。

 

東京駅へのお迎えに始まり、

押上の東京スカイツリー

銀ブラ&あんぱん購入

明治神宮で参拝

代々木公園で昼寝

渋谷でデパート巡り

近所の新旧スーパーを巡って品定め

自宅で並んで料理

二子玉川でリバーウォッチと映画鑑賞と蔦屋家電

近所の江戸前寿司

などなど。

こちらは仕事を夜朝でやっつけつつ、

正味6日であれこれ充実させた母シフトだった。

 

最終日は彼女を品川まで送って家に戻ったとたんに

目を開けていられなくなり、床に倒れて爆睡。

ぐったり。

はて。こんなに疲れるなんて…!?

普段同居してない高齢者(80歳)をアテンドしたんだもの

ぐったりして当然、そうは思ったがちょっと疲れすぎ。

で、この感じが何かに似てるな〜と思ったら、

海外旅行から帰った時のあの感じだった。

 

歩く速さ、周囲への用心、近道の検索、休める場所の確保。

母を連れて行く街は、

住み慣れた都内でも外国みたいなもんだったのだ。

たぶん母にとってそうだったから、

その気持ちが私にもシンクロしたのかもしれません。

 

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