サバ缶とボッコちゃん

青魚と短編小説をこよなく愛するコピーライターです。 ブログタイトルは時々変わります。

睥睨

 

突然ですが、熟語です。

睥睨(へいげい)。

意味:威圧するように周囲をにらむこと。

 とってもおどろおどろしい漢字の印象。

 

「睥(へい)」の方は、

こちらを卑しい目つきでにらむ?

いや「卑しい奴め!」とこちらを侮蔑するように?

 「睨(げい)」の方は、

少し調べると目へんの横の「兒」は

こ、に、じ、と読み、児童、子供のことだそうな。

子供を威圧するように「めっ!」とにらんだのか?

それとも子供のようにまっすぐな目で見たのか。

後者だとニュアンスがちょっと変わるけれど。

 

どちらの文字にも「横目で見る」という意味もあるそうな。

私は上からねめつけられるように感じるけれど。

いずれにせよ、佇まいというか

感情の存在感がすごく出ている熟語だと思う。

 

いきなりなぜ睥睨かと言うと、近所の道で

これを見かけたからなのです。

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ハイ、ひまわりです。

これを見たとたんに浮かんだ言葉が、

「睥睨」だったのでした。

 

なんとなく、息苦しい夏です。