睥睨
突然ですが、熟語です。
睥睨(へいげい)。
意味:威圧するように周囲をにらむこと。
とってもおどろおどろしい漢字の印象。
「睥(へい)」の方は、
こちらを卑しい目つきでにらむ?
いや「卑しい奴め!」とこちらを侮蔑するように?
「睨(げい)」の方は、
少し調べると目へんの横の「兒」は
こ、に、じ、と読み、児童、子供のことだそうな。
子供を威圧するように「めっ!」とにらんだのか?
それとも子供のようにまっすぐな目で見たのか。
後者だとニュアンスがちょっと変わるけれど。
どちらの文字にも「横目で見る」という意味もあるそうな。
私は上からねめつけられるように感じるけれど。
いずれにせよ、佇まいというか
感情の存在感がすごく出ている熟語だと思う。
いきなりなぜ睥睨かと言うと、近所の道で
これを見かけたからなのです。
ハイ、ひまわりです。
これを見たとたんに浮かんだ言葉が、
「睥睨」だったのでした。
なんとなく、息苦しい夏です。